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【効果的なWEB広告】今どきの行動パターンを考えるとこれが正解!?スマホユーザーをターゲットにした「位置連動型広告」。

最近注目が集まっているWEB広告の手法として「位置連動型広告」があります。外出中にスマホで調べ物をしていたら近くのイタリアンのお得情報が出てきたり、家に帰ってから記事サイトを読んでいると通勤中にいつも見かける服屋さんの広告が現れたり…。なんだか自分の行動がスマホに記憶されているような感覚になったことはありませんか?スマホから時々ポップアップが出る「位置情報サービス」、このデータを利用したアドテクが「位置連動型広告」です。
BOATSでは最近、この媒体の特性を生かして今までのWEB広告以上に効果が上がった事例がいくつも生まれてきています。

位置連動型広告の種類

「位置連動型広告」は、ユーザーの「現在」と「過去」二つの情報を元にターゲティングを行います。
まずは、Googleマップのピン立てを行うようなイメージで、ある地点を指定し、その数キロ圏内に「現在」いるユーザーに広告をリアルタイム配信。
次に、そのピンの位置を通ったユーザーの「過去」の情報を分析。さらに、その「過去」の行動パターンを分析することで、どんなユーザーなのかのイメージを描き出し、それに基づいたセグメントが可能になります。

実際の配信事例をあげてみます。

「今週はお店で使える特別なクーポンを配信して、どうしても近くのお店には負けたくない。でもリピーターを増やしたいから、できたらお店の近くで働いているお客さんを呼び込みたい。」…こんな時は、店舗1㎞の範囲に「現在」いるユーザーだけに広告配信をすると無駄がなくて済みますよね。

「集客のメインターゲットは女性30~50代。できたら車で移動するエリアの人にも来てもらいたい。」
…こんな時は、近隣のスーパーマーケットにピン立て。一週間に3回以上、そこを訪れる人にセグメントをかけると、きっと多くのターゲットが主婦層になりますよね。

どこに広告ができる?

実は「位置連動型広告」は、これまでWEB広告の主流だった「検索連動型広告」と決定的に違うところがあります。それは、多くの「位置連動型広告」では、GoogleやYahoo!をはじめとした検索画面やその下層ページに広告を出さない点です。
あれ?それだとあんまり人々の目に触れないんじゃないの?

実はそんなこともありません。
というのも、「位置連動型広告」はそのスマホの位置情報データを元に広告を配信するという特性上、得意といるのがスマホユーザーだからです。
したがって「アプリ」や「ブログ」、「記事サイト」や「まとめサイト」といったスマホに紐づいたページに広告を配信するのを得意としています。

PCユーザーがターゲットの場合は、その多くが検索画面から自分の取得したい情報にアクセスするという点から検索連動、その後のリターゲティングが効果的です。
ではスマホユーザーはどうなのでしょう。電車に乗ると、ほどんどの人がスマホを見ている世の中になりました。そうした時代の流れが「位置連動型広告」が注目される下地になっています。

どうやって位置情報を取得してるの?

実は位置情報のソースにはいろいろな種類があります。範囲を狭くするほど精度は上がりますが、習得できるターゲット情報は狭まってしまいます。

  • ビーコン(Bluetooth):10メートル程の範囲の高い精度で位置情報の取得ができるが、Bluetoothをオンにしているユーザーなので、かなり限られる。
  • GPS:数十メートル単位での範囲となるが、GPSを活用しているアプリを使用していると情報を取得できる。
  • Wi-Fi:Wi-Fiスポットでの通信をしていると取得が可能に。最近では公共のWi-Fiスポットも増えているので、比較的有効な情報ソース。
  • 基地局情報:携帯会社の保有する基地局情報から取得でき、通信のみならず電波情報でおおよその位置を取得できる。ただし、数百メートルの誤差があるので、精度は低い。
  • IPアドレス:市区町村レベルの位置情報は取得できる。情報ボリュームは最も大きい。

上記の情報を組み合わせ、さらに「位置情報型連動広告」の種類によって「ユーザーID」や「時刻」、「閲覧している記事やアプリの種類・利用頻度」などの情報を掛け合わせるによって広告配信ターゲットの制度を高めています。

こんなにいい実績もあります!

この「位置連動型広告」をうまく活用できた事例を挙げてみます。

ドコモショップ神戸駅前店という携帯ショップのお客様が2018年度の秋のiPhone商戦でWEB予約エリアトップの成績を獲得しました。他店と比較しても、圧倒的なWEBからの流入率の高さを記録した要因が、この「位置連動型広告」です。

実際の手法として、自店舗に加え、店舗近隣の乗り換え駅と終着駅、さらに集客人口の多い大型商業施設をピックアップしてピン立てを行いました。セグメントは、駅のピンを週3回以上通過する人、商業施設に週一回以上訪れる人といった内容です。
ここから炙り出せるターゲット層は?…比較的アクティビティに富んだユーザー、そして若いファミリー層です。

iPhoneの新商品という特性上、飛びつくユーザーは意外と限られているのです。ましてや販売開始と同時にWEBから予約してもらえるターゲット層となるとかなり限定的です。

そして、この広告にはもう一つの工夫を加えています。それは、バナー広告のリンク先を限りなく短いランディングページに設定したことです。ランディングページはスマホの画面サイズぴったりに制作し、開いた段階でページ一番下に分かりやすいボタンを設置しています。そのボタンをタップすると、すぐにiPhone専用の予約ページへ。

ランディングページとしてはあまりにもシンプルすぎる作りとなりましたが、たったの2タップで予約直前まで案内できるという手軽さが、この広告プロモーションの最大の売りです。

参考に是非、見てみてください。

ドコモショップ神戸駅前店のLPはこちら

こちらも優秀な売上成績を残している店舗。もっと極端なつくりになっています。

ドコモショップ八戸ノ里店のLPはこちら

広告だからといって、なんでもかんでも情報を詰め込みたいだけ詰め込んだ方がいいというのは、もう時代錯誤かもしれませんね。

位置連動型広告以外にも様々なコンテンツを使用したプロモーションのご提案ができますのでお気軽にご連絡ください。

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