展示会ノベルティは、来場者との接点をつくり、企業名やサービスを印象づけるための販促ツールです。展示会やイベントでは多くの企業がパンフレットや資料を配布するため、ただ渡すだけのノベルティでは記憶に残りにくいことがあります。大切なのは「もらって終わり」ではなく、配布後に思い出してもらえること、サービスやブランドへの興味につながることです。展示会ノベルティを考える際は、目立つものや珍しいものを選ぶだけでなく、ターゲット、配布シーン、持ち帰った後の使われ方まで含めて設計することが重要です。
展示会ノベルティが印象に残りにくい主な原因

1. どの会社からもらったものか分からない
展示会では、多くの企業が似たようなノベルティを配布しています。ボールペン、クリアファイル、メモ帳、ウェットティッシュなどは実用的ですが、企業名やサービス内容とのつながりが弱いと、持ち帰った後に「どの会社のものだったか」が分からなくなることがあります。ノベルティ自体に会社名を入れるだけでなく、サービスやブランドの印象が自然に伝わる工夫が必要です。
2. 来場者のニーズと合っていない
配布するノベルティが来場者の属性や展示会のテーマに合っていない場合、印象に残りにくくなります。法人向け展示会なのか、採用イベントなのか、消費者向けイベントなのかによって、喜ばれるものは変わります。ターゲットを考えずに汎用的なノベルティを選んでしまうと、受け取ってもらえても活用されにくくなります。
3. 配布する目的が曖昧
ノベルティを配る目的が「とりあえずブースに人を集めるため」だけになっていると、配布後の効果が見えにくくなります。認知を高めたいのか、サービスを思い出してもらいたいのか、商談につなげたいのか、SNSで話題化したいのかによって、選ぶべきノベルティや見せ方は変わります。目的を明確にすることで、ノベルティの企画にも一貫性が生まれます。
4. パッケージや見せ方に工夫がない
同じノベルティでも、パッケージや配布時の見せ方によって印象は大きく変わります。袋に入れて渡すだけでは記憶に残りにくくても、デザインされたパッケージやメッセージカードを添えることで、受け取ったときの印象が高まります。特に展示会では、ブース前での見え方や手に取った瞬間の分かりやすさが重要です。
5. サービスや問い合わせへの導線がない
ノベルティを配布しても、その後にサービスページや問い合わせにつながる導線がなければ、販促効果は限定的です。QRコード、専用LP、資料請求ページ、キャンペーンページなどへ誘導できるようにしておくと、配布後の接点をつくりやすくなります。ノベルティは単体で完結させるのではなく、次の行動につながる仕組みとして考えることが大切です。
印象に残る展示会ノベルティの考え方

1. ターゲットに合わせて選ぶ
展示会ノベルティを企画する際は、まず誰に配るのかを明確にします。経営者、営業担当者、学生、主婦層、ファミリー層、業界関係者など、ターゲットによって喜ばれるものや使われる場面は異なります。ターゲットの生活や仕事の中で自然に使ってもらえるものを選ぶことで、企業名やサービスを思い出してもらう機会が増えます。
2. サービスやブランドと関連づける
ノベルティは、ただ便利なものを配るだけでなく、自社のサービスやブランドと関連づけることで印象に残りやすくなります。食品関連のサービスであれば食べられるノベルティ、ITサービスであればデスク周りで使えるアイテム、採用イベントであれば学生が持ち帰りやすいツールなど、事業内容や伝えたいメッセージとつながる企画にすると効果的です。
3. 持ち帰った後の使われ方を想定する
展示会ノベルティは、会場で受け取ってもらうことがゴールではありません。オフィスや自宅で使われるのか、机の上に置かれるのか、家族や同僚に共有されるのかなど、持ち帰った後のシーンを想定することが大切です。日常的に目に触れるものや、話題にしやすいものは、配布後も企業やサービスを思い出してもらいやすくなります。
4. パッケージやコピーで印象を補強する
ノベルティ本体だけでなく、パッケージやキャッチコピーも印象づくりに役立ちます。何のためのノベルティなのか、どのようなサービスにつながっているのかを短い言葉で伝えることで、受け取った人の理解が深まります。見た目のデザイン、色使い、メッセージの入れ方を工夫することで、単なる配布物ではなくブランド体験として見せることができます。
5. 問い合わせや資料請求への導線をつくる
ノベルティには、問い合わせや資料請求につながる導線を入れておくと効果的です。QRコード、キャンペーンページ、特設LP、サービス紹介ページなどへ誘導できるようにしておくことで、展示会後の接点をつくれます。特にBtoBの展示会では、その場で商談化しなくても、後日思い出してもらえる仕組みを用意しておくことが重要です。
展示会ノベルティの種類と活用例

実用性の高いノベルティ
ボールペン、メモ帳、クリアファイル、付箋、エコバッグ、タンブラーなど、日常的に使いやすいノベルティは定番です。実用性が高いものは受け取ってもらいやすく、オフィスや自宅で使われる可能性もあります。ただし、定番アイテムは他社と重なりやすいため、デザインやメッセージで差別化することが大切です。
食べられるノベルティ
お菓子や食品系ノベルティは、展示会やイベントで手に取ってもらいやすく、話題化しやすいアイテムです。パッケージをオリジナルデザインにすることで、企業名やキャンペーン内容を印象づけることができます。消費されるアイテムではありますが、受け取った瞬間の印象や会話のきっかけをつくりやすい点が特徴です。
デスク周りで使えるノベルティ
法人向け展示会では、デスク周りで使えるアイテムも有効です。メモパッド、卓上カレンダー、マウスパッド、スマホスタンド、ケーブルホルダーなどは、仕事中に目に触れやすく、企業名やサービスを思い出してもらう機会をつくれます。ターゲットの業務シーンに合ったものを選ぶことで、実用性と認知効果を両立できます。
話題性のあるオリジナルノベルティ
印象に残るノベルティを目指す場合は、オリジナル性や話題性も重要です。見た目にインパクトがあるもの、思わず写真を撮りたくなるもの、SNSで共有しやすいものは、展示会場以外にも認知が広がる可能性があります。ただし、奇抜さだけを優先するとサービスとの関連性が弱くなるため、ブランドや目的とのバランスを考えることが大切です。
展示会ノベルティは「配るもの」ではなく
「思い出してもらう仕組み」
展示会ノベルティは、来場者に配って終わるものではありません。受け取った人が後から会社名やサービスを思い出し、Webサイトを見たり、資料を確認したり、問い合わせをしたりするきっかけをつくるための販促ツールです。そのためには、ターゲット、配布シーン、持ち帰った後の使われ方、サービスへの導線まで含めて企画する必要があります。ノベルティ単体の珍しさだけではなく、販促全体の中でどのような役割を持たせるのかを考えることで、展示会での接点を次の成果につなげやすくなります。
展示会・イベント向けノベルティ制作もご相談ください
BOATSでは、展示会やイベント、キャンペーン、販促活動に合わせたオリジナルノベルティの企画・デザイン制作に対応しています。食品系ノベルティ、オリジナルパッケージ、配布用ツール、販促物との組み合わせなど、目的や配布シーンに合わせてご提案します。「展示会で印象に残るノベルティを作りたい」「配布して終わらない販促ツールにしたい」「サービスやブランドに合ったノベルティを企画したい」といった場合は、ぜひご相談ください。